今年も盛り上がった「ケルククラブ SPRING FESTA 2011」!

2012年2月15日

平成23年2月15日(火)15時から3部構成で、大阪市福島区のほたるまち内にある「堂島リバーフォーラム・ホール」を会場として、「ケルククラブ SPRING FESTA 2011」を開催しました。

第1部は、次代を担う料理界の新鋭たち、関西を代表する調理師専門学校の生徒たちによるIHコンロを活用した『調理コンテスト』。続く第2部は、阪神タイガースで投手として活躍された野球解説者、中田良弘さんによるなるほどよくわかる『講演』。そして第3部は、第1部で展開された『調理コンテストの結果発表』とともに懇親パーティが開かれました。

大好評だった昨年に続くフェスタですが、趣向を凝らせたプログラムも新たに加わり会場は大いに盛り上がりました。

 

第1部 調理コンテスト 「第2回 目指せ未来の巨匠! New Generation chef」

第1部は『調理コンテスト』。「行列の出来る電化厨房店のランチメニュー ~ランチ三都物語~」をテーマにIHメニューのプレゼン合戦です。

今回は、「京都調理師専門学校」「辻学園調理・製菓専門学校」「兵庫栄養調理製菓専門学校」という関西を代表する調理師専門学校の生徒、次代を担う料理界の新鋭たちが、2人ずつチームを組んで課題のIHメニュー「ランチ三都物語」を競い合うという趣向です。大阪キタの男性ビジネスマン(営業担当)、京都・嵐山の40~50代女性、神戸西宮の女子大生 を対象にしたランチメニューですが、想定提供価格はいずれも1000円というもので食材の仕入れもポイントになります。

調理時間は20分。生徒たちはイキイキとIHコンロを使いこなし、新鮮な発想で課題メニューに挑む姿は真剣そのもの。2チームごと、3組の調理師専門学校対抗「ランチ三都物語」の熱い戦いはいずれも見応えのあるもので、完成したIHメニュー「ランチ三都物語」はいずれも見事でした。

審査のポイントは、「料理の手際」「料理のアイデア」「味」「盛りつけ」「IHの活用方法」「プレゼンテーション」の6項目。審査員からは、「レストランメニューにしたい」「すばらしいアイデア」「IHの使い方がうまい」など、絶賛の声が上がりました。

≪行列の出来る電化厨房店のランチメニュー ~ランチ三都物語~≫

大阪キタの男性ビジネスマン(営業担当)


■「なにわのあきん丼」辻学園調理・製菓専門学校

■「うまいものランチ」京都調理師専門学校

京都・嵐山の40~50代女性


■「京味菜彩」京都調理師専門学校

■「春待ち京御膳」兵庫栄養調理製菓専門学校

神戸西宮の女子大生


■「神戸南京町 『笑門来福』」兵庫栄養調理製菓専門学校

■「春美麗(チェンメイリー)」辻学園調理・製菓専門学校

出場校(50音順):「学校法人 大和(たいわ)学園 京都調理師専門学校」「学校法人 辻学園 辻学園調理・製菓専門学校」
「学校法人 兵庫栄養調理製菓専門学校」の3校。
審査員:審査委員長/ケルククラブ会長・大阪司厨士協会 木下桂一氏
ゲスト審査員/大阪新阪急ホテル 佐々木 剛 氏、ヒルトン大阪 幸野 江利子 氏、リーガロイヤルホテル 平通 利彦 氏
審査員(実行委員)/NRD研究所 神村 護 氏
特別審査員/「大阪キタ」編:兵庫栄養調理製菓専門学校 柏木 直樹 氏
「京都嵐山」編:辻学園調理・製菓専門学校 出崎 昇平 氏
「神戸西宮」編:京都調理師専門学校 安田 和彦 氏

第2部 講演 「中田 良弘のコーチング学」

第2部は、阪神タイガースで投手として活躍された野球解説者、中田良弘さんによる講演です。飲食業界でも野球界でも課題になっている人材育成をテーマに、プロ野球人、監督としての経験を踏まえた語りは説得力の高いものでした。

何よりも強調されたのはコミュニケーション。対話の重要性です。指導は会話から。目標を明確にし、それには何をすべきかをわかりやすく説明する。例えば頭ごなしの「とにかく走れ」ではなく「足腰を鍛えるために走る」といった意識づけの言葉のフォローが大事だと。そして選手は監督から一声でもかけてもらえれば、「見ていてくれる」とやる気度が増すそうです。

一般的に監督は選手にあまり声をかけないとのことですが、昨年ロッテを日本一に導いた西村監督は選手との対話を非常に重視。そうした監督の日頃からの語りかけに対し選手たちは「何がなんでも監督を胴上げしたい!」と頑張った結果が優勝につながったのではないかと言います。

中田さん自身の野球の原点は中学時代の監督にあったというエピソードも披露。普段厳しいながらも、昼食を抜いた中田さんを呼び出しカツ丼を食べさせてくれたとか。見てないようで見てくれていた監督のために頑張りたいと思ったそうです。
あの星野監督や長嶋監督は挨拶に行くと「ようきてくれた」「そうなのそうなの」などと快く話を聞く耳を持ち、温かく受けて入れてくれたそうです。そんな懐の深い姿勢・パフォーマンスは非常に人を惹きつけます。

また神戸9クルーズ監督時は厳しい環境での選手たちのひたむきな情熱に動かされ、いい加減な態度は見せられないと強く考えさせられたそうです。まず上に立つ人間が日頃から一生懸命やっていれば、その姿を見た若い人たちも必ずついてきてくれますと。トップに立つ人間自らが本気でやることの大事さも強調されました。

「夢ときめき 中田良弘 ベースボールアカデミー」
http://yumetokimeki.com

兵庫県尼崎市神崎町に2011年3月7日に開校する硬式野球教室。野球経験や性別は問わず、硬式野球を志す人なら誰でも受講できる。中田さんが投球を指導し、元オリックスの内・外野手村上眞一さんが打撃と守備を担当する。筋力トレーニングや体調管理を助言するトレーナーが常駐するほか、練習の合間に勉強できる自習室では、大学生が学習をサポートする体制も整えるという。

中田さんは「『甲子園に出たい』『プロになりたい』などの夢を持った球児を後押ししたい。プロの目で細かい矯正もできるので、指導者の方にも見てもらいたい」と話している。

 

第3部 懇親パーティ&調理コンテスト結果発表

第3部は、「懇親パーティ」と「調理コンテスト結果」の発表です。

 審査委員長のケルククラブ会長・大阪司厨士協会の木下 桂一 氏から審査結果が披露され、賞品も手渡されました。会長は、「審査は難航しました。甲乙つけがたかった。それにしてもみなさん素晴らしかった」と、生徒たちを褒める言葉が続きました。
そして生徒たちからは、「IHで楽しく調理できた」「チャンスがあればまた出たい」といった声が何人もの口から発せられました。IHがこれからの時代のスタンダードになりそうです。

≪「ランチ三都物語」結果発表≫

大阪キタの男性ビジネスマン(営業担当)


■金賞
「なにわのあきん丼」
辻学園調理・製菓専門学校


■銀賞
「うまいものランチ」
京都調理師専門学校

京都・嵐山の40~50代女性


■金賞
「京味菜彩」
京都調理師専門学校


■銀賞
「春待ち京御膳」
兵庫栄養調理製菓専門学校

神戸西宮の女子大生


■金賞
春美麗(チェンメイリー)」
辻学園調理・製菓専門学校


■銀賞
神戸南京町 『笑門来福』」
兵庫栄養調理製菓専門学校